ジャンプ+の感想 読み切り 皇の器
ジャンプ+の掲載マンガの感想です。
素人が気ままに書いているだけなので信用しないでください_(┐「ε:)_
画力が高いのにストーリーが定番なのがいい。
わかりやすいの大事。
兄弟が優秀で、片方が比べられて卑屈になってしまう話。
それをどう乗り越えていくか。
兄弟の心理描写が丁寧。
「皇の器がふたつ されど 玉座はひとつ」
はじめは王の玉座ひとつ 王の器ふたつの傀儡戦記かと思った。
が、もちろん違う。
皇の器は古代中国風の世界で皇帝の座をめぐる二人の兄弟のお話。
兄弟の心のすれ違いと相剋が悲しい。
最後まで読んで皇帝の顔のホクロはどっちだったっけとページをスワイプして巻き戻した人も多いのでは。私も戻した。
あとホクロをない方の目の下にも付け足して、これでいつでも一緒だ…になるかと勝手に想像していたがなかったです。
数ヶ月後に話の内容は忘れても背景の書き込みが凄かったのは覚えてそう。
完成度の高い作品なので何を言っても蛇足になるけど、兄弟ふたりともいい人すぎる。
優秀な弟がどうして兄を慕っているのかも分からなかった。
いい人だからか。
今後、皇帝になっても陰謀渦巻く宮廷でやっていけるか心配。
ホクロで敵を欺くとかあったら…
ページ数が増えて大変になるからいいかどうか分からないけど。
おしまいに出てきた孫の顔にホクロをつけて欲しかった。
個人の気ままな感想です。