M1 Mac mini でSwitchを簡単録画 Elgato HD60 S+
Elgato HD60 S+ を使ってM1 mac mini でスイッチのゲーム画面を録画できたのでメモしておきます。
録画ソフトは無料で使えるOBS。
古い情報や知りたい情報がなかなか見つからなくて大変だった。
分かってしまえば録画だけなら簡単。
- M1 Macに対応しているのは60s+のほうです。60sではないので注意!
- まず録画だけならBlackholeやLadio castといった仮想オーディオドライバはいらない。
- USBケーブルは3.0を使う(Elgato HD60 S+ に付いてくる)(MacBook airなどは別途ケーブルが必要らしい)
- OBSの設定でディスプレイからゲーム音を出すことができる。
ゲームの映像はちゃんと表示されるのにゲームの音が出なくて困りました。
OBSで録画したムービーにはちゃんと音が出ているのに…。
OBSの画面下の左からシーン、ソース、音声ミキサー…の並びにあるソースから+を押す。
映像キャプチャデバイスを選ぶ。
新規作成で名前をつけてもいいしつけなくてもいい。OKを押す。
デバイスでElgato HD60 S+を選ぶ。
もう1度、OBSのソースから+を押す。
音声入力キャプチャを選択。
デバイスでElgato HD60 S+を選ぶ
音声出力キャプチャではなく音声入力キャプチャです。
OBSの画面下、一番右にあるコントロールにある設定を押す。
音声のグローバル音声デバイスからマイク音声にあるElgato HD60 S+を選ぶ。
スイッチを起動していればOBSの音声ミキサーに表示されてマイクと音声入力キャプチャの波形が動いていると思います。
音声キャプチャーの欄の下にある歯車マークかボリュームマークの隣の…が縦に並んだところを押す。
開いたタブの一番下にあるオーディオ詳細プロパティを選ぶ。
マイクの音声モニタリングにあるモニターオフをモニターのみかモニターと出力に変更する。
モニターのみかモニターと出力かでYouTubeなどでゲーム配信する時に音が配信に乗る乗らないとか違いがあるらしい。
そうこうしてやっとデスクトップ音声の波形は動いてなくてもでmac miniにつないだディスプレイからゲームの音声を出すことができた。
よく分からないがElgato HD60 S+はマイクからゲーム音を入力しているらしい‥。
この辺りはよく分からないがとりあえず音が出ればヨシ。
録画の設定などは他のサイトの方が詳しいと思います。
ゲーム実況やマイクで自分の声を録音するには、また設定を変える必要があると思います。
そういう場合は仮想オーディオドライバのBlackholeやLadio castを使うのかな。
映画の感想 ELLE エル(ネタバレあり)
まず冒頭からきっつい。
主人公が自宅でいきなり暴漢に襲われるシーンから始まる。
妙に生々しく、ここで見ていられなくて離脱する人もいると思う。
大筋は主人公が犯人を見つけていくというストーリーなんだけどとにかくこの映画…
くせが強いんじゃ〜〜
登場人物が主人公の元旦那、マクドで働いている息子や友人たちと他にも何人か出てくるがみんな癖ある人物たちで素直に感情移入させてくれない。
主人公のマダム、ミシェルさえも。
ミシェルは襲われた事件の他にも会社で怪動画を流されたり、世間を騒がせた連続殺人鬼で投獄された父親がいるのが分かってくる。
家族ともうまくいっていない。
普通なら可哀想な人と思われても仕方がない状況なのにこのミシェルという人物…まったく見てる視聴者に同情させてくれない作りになっている。
むしろあなたたちが思っているような可哀想な女性じゃないのよと拒絶してくる。
一般的な作りの映画なら視聴者に共感される主人公を出して、主人公に感情移入してストーリーを追っていく形になると思うんだけどそれがないとどうなるか?
めちゃくちゃ困惑する。
この話はいったいどこに向かっているんだ?
宙ぶらりんな気持ちにされてすごくもやもやする。
たのむから感情移入できる登場人物を出してくれーってなる。
しかし見始めたのなら最後まで見てほしい。
ひとくせある映画が好きな人もいるだろう。
たくさん映画を見ている人ほど心に爪痕を残す映画だと思う。
ここからはネタバレ。
ミシェルが家にいるとスズメが窓にぶち当たってきて落ちる。
そこに飼ってる黒猫がやってきてスズメをがぶがぶしてしまう。
猫はそういう生き物なので仕方がない。
窓ガラスにうっかりぶつかってきた雀の方がうかつだったのだ。
ネコチャンは悪くない。
そういえばエルを襲った暴漢も同じ窓から入ってきたのではなかったか?
2度目に襲われた時、暴漢はミシェルにハサミで手を刺された。
それは猫の牙のように鋭くはなかったか?
終わってみれば全てはミシェルにとって望ましい方に改善されていた。
ミシェルがどこまで計算して行動したのかは分からない。
パーティでもう嘘をつくのはやめたと言ったのはおそらく本当だろう。
神ではないのでその結果がどうなるかまではミシェルにも分からなかったとは思う。
海外のドラマなどで、窓ガラスに鳥が激突して落ちるという描写を見ることがある。
たぶん何か意味があると思うがちょっとググっただけではよく分からなかった。
不吉なことを知らせる前触れか何かなのかな?
ネコチャンは自由でしばられないから魅力的なのだ。
映画の感想 UNKNOWN アンノウン (ネタバレあり)
これは中年の危機の映画。
外国で事故に遭い4日間入院。心配してるはずの奥さんのことに戻ったてみたら、自分のことは知らんって言うし、自分に成り済ました奴といっしょにいる。
おかしいのは自分の方なのか。
知らん外国で身分証明ができる物も頼れる人もいない。
自分で自分だと証明することができない。アイデンティティクライシス。
自分で自分を証明できないって怖くない?
例えば戸籍、免許証やパスポート…知り合いが1人もいなければどうやって身元を証明することができるだろう。
自分というのは自分で思ってるほど確固たる物ではないようだ。
主人公のマーティンは大事な自分の証の入ってる鞄を空港に忘れてしまう。
よりによってパスポートや大事な仕事のつまってる鞄を。
そんなことある〜と思うけど、分かるのは中年の危機はもう始まってるということだ。
中年の危機は周りから見たら滑稽だが本人にしたら生きるか死ぬかだ。メンタル的に。
なので映画の中のマーティンも命を狙われたり殺し屋に追われたりする。
自分の立ち位置が分からなくなり空回りして、周りの人をしっちゃかめっちゃかにしてしまう。でも本人は必死。
一度見終わって最初から見直すと、暗殺組織もこんな事になってびっくりだよねと思ってしまう。
物語の後半、マーティンは空港で鞄を取り戻し自分の今までしてきたことと向き合う。
普通の映画なら終盤の盛り上がりの前のこの辺で主人公をどん底に突き落とす。
でも本作では鞄を…自分を取り戻した主人公は俄然、げんきになってくる。
最終的に自分の偽物と対決し勝利する。
偽物はもう1人の自分なので生かしておく事はできない。
古い自分は死んで新しい自分が勝ったのだ。
ネタバレになるが奥さんが爆死したのに苦笑してしまった。
ちょっとひどすぎない。なにか怨がこもっていそうで超こわいんですけどー!
いくらでもパスポート偽造できる組織なのにそれはないでしょと。
最後のシーンは主人公と新しい奥さんが空港から出国するだろうところで終わる。
新しい人生の旅立ち。
そこには勝利の証、トロフィーワイフとしての若くて新しい妻。
という訳で古い妻には強制的に退場してもらったということか。
仕事も家庭もわずらわしいことは全部捨てて、別人になって若くて綺麗なパートナーと人生をやり直したいという願望は誰しも一度は思ってしまうのかもしれない。
あと主人公マーティンの動きがもっさりして強すぎないのがスーパーヒーローではない中年のおっさん代表っぽくて良かった。